AWSでファイルアップロードサーバを構築しよう。① EC2基礎編

AWSの主要サービスである
EC2
RDS
S3

あたりを使って簡単なファイルアップロードシステムを構築しようという記事です。
対象読者としては上記のサービスについて概要なら知っているけれども、使用経験はほぼなく詳しく知らないってくらいのレベルの方です。

なお、この記事に限らず、AWSに使用する料金は私ポケットマネーから出ていますので、極力値段を安く抑えるように構築していきます。

こんな構成で構築していきます。

f:id:hosibui:20161023122650j:plain

まずはEC2から

分かりやすくする為にAWSマネジメントコンソールへのログインからの手順を全てキャプチャして貼りたい気持ちはあるのですが、
ファイル容量結構食いそうですし、何よりも手間が面倒なので重要なポイントだけ箇条書きで書きます。

AWSのマネジメントコンソールは見た目がちょこちょこ変わるからキャプチャはすぐに古くなるってのもあります。

  • リージョンで東京を選択(必須ではないですが、他リージョンにする理由がなければ東京がいいでしょう)
  • AWSのコンソールにログインし、サービス一覧からEC2を選択
  • "インスタンスの作成"ボタンを押下
  • インスタンスの各種設定を行う。私は以下のような設定で実施
    • AMIはAmazon Linux AMIを選択
    • インスタンスタイプはt2.microを選択
    • インスタンスの設定はwebに繋がっているネットワークに接続し、パブリックIPの割り当てを有効化。
    • ストレージは8GiBのマグネティックのみ
    • タグ付けはしない
    • セキュリティグループは、
      • HTTPアクセスを開放 (webサーバとして利用するので)
      • sshアクセスをマイIPに限定して開放 (メンテナンス・構築用)
  • 作成ボタンを押下して、キーペアを作成or既存のものを利用。
    • ここで作ったキーペアは絶対に無くさないでください。sshアクセスに必要です。

ここまで実行すると、インスタンスの作成が開始され f:id:hosibui:20161023132729j:plain

数分待つとインスタンスの作成が完了し、EC2サービス画面からインスタンスが確認できるようになります。
画面キャプチャでは切れちゃってますけど、右の方にスクロールしていくとインスタンスに割り振られたパブリックIPが確認できます。 f:id:hosibui:20161023132903j:plain

EC2編ということで今回はここまで。
今後の予定としては

  • RDS編
  • S3編
  • EC2での webサーバ構築&RDS,S3との連携 編

を書く予定です。
その後も気力が続けばEC2利用やめてLambdaでサーバレスサービス化とかもしたいなーって思ってます。

何かリクエスト等あればコメントでどうぞ~